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サッカー日本代表、PK戦でクロアチアに敗れ、ベスト16で敗退

サッカー日本代表PK戦クロアチアに敗れ、ベスト16で敗退


残念な結果に終わりましたが、よく頑張りました。今大会で初めて先制し、前半を終了。ドイツ戦やスペイン戦では前半に失点しましたが逆転。「前半は0-1でもOK」が合言葉のようになっていましたが、逆に「前半1-0」になり、チームは想定もしていたと思いますし、先制点を獲ることはとてもいいことなのに、先制してリードした日本に若干戸惑う自分がいました。


後半に入り、55分に強いヘディングシュートをガツンと決められ、1-1に。これも、0-1から追いついた1-1と、1-0から追いつかれた1-1は、同じスコアなのに随分と気持ちが違うなと思いました。これは、選手たちも感じていたかもしれません。前半は、ボールもそこそこ支配し、勇気のある縦パスも多く、4試合の中で一番いい前半だったと思いましたが、後半に失点してからは2点目を防ぐのに精いっぱいという感じでした。
切り札的な途中交代の浅野選手は、ドイツ戦に見せたような裏抜けがなかなかできず、三苫選手もマークの後ろにもうひとりカバーする選手が準備されており、攻撃を封じられてしまいました。


PK戦はもうしょうがないです。PKを失敗した3人は3人とも力のないキックでしたが、まあしょうがないと思います。蹴る順番を、PK戦直前に「最初に誰が蹴る?」と選手に決めさせていたのにはびっくりしました。選手の自主性を重んじる森保ジャパンらしさは最後まで続きました。批判する人もいるでしょうが、蹴りたい人が蹴る、それはそれでアリだと思います。監督が決めるか、選手が決めるかは、いい悪いではなくて、好き嫌いだと思います。最初に蹴った南野選手の勇気には拍手を送りたいと思います。


最後にGK出身としては、クロアチアのリバコビッチに触れたいと思います。彼のPKストップは見事でした。日本もクロアチアも欧州のトップチームでプレーする選手が何人もいますが、日本の権田選手もリバコビッチも国内リーグでプレーする選手です。クロアチアリーグでプレーする選手でもあのクオリティ。GKの層の厚さを改めて感じました。


日本代表は負けてしまいましたが、まだまだW杯は続きますので、最後まで楽しませてもらおうと思います。