時事マラソン

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ラツィオ0-1ジェノア 2023_08_27 #41

イタリア・セリエA第2節。鎌田大地の所属するラツィオは、ホームにジェノアを迎えた一戦に0-1と敗戦。開幕2連敗となりました。

相手のジェノア。どっかで見たことのある懐かし気なユニフォームだなと思ったら、カズがプレーしたのがジェノアでした。もう30年くらい前の1994年に当時世界最高峰のリーグだったセリエAにアジア人初としてデビューしたのが三浦カズでした。そのカズがまだ現役だなんて…。

この日の鎌田にとっては、何とも煮え切らない悔しい試合になりました。

前節のデビュー戦と同様、もらいたいタイミングでパスは出てこないし、人が密集しているインサイドハーフではスペースがなかなかないし、そこに右ウィングの選手が自由奔放に侵入してくるもんだから、見ている方にも鎌田のイライラが伝わってくるようでした。

そして前半16分、鎌田がやっとこさ前を向いてボールをもらい、さあ組み立てようと思った横パスを相手にかっさらわれ、自陣に侵入され先制点を許します。まあシュートまでに止めれそうなシーンはいくつかありましたが、パスミスが失点につながったのは事実。

それよりも、失点直後に簡単にボールロストしてしまったことの方がショックでした。らしくないなあと。前半終了間際にシュートを放つシーンもありましたが、枠外でした。

ハーフタイムに指示があったのか、後半は随分と前でプレーするようになり、CFのインモービレが下がって鎌田がトップに張るシーンも見られました。前半よりも、明らかに鎌田にボールが集まるようになり、ゴール前への飛び出しも。よりゴールに近い位置でのプレーが目立ちました。

しかし、ゴールには結びつかず、後半21分に交替。チームもそのまま0-1で敗れました。

開幕2連敗スタートのラツィオは、次節がリーグ王者のナポリ、その次がユヴェントスと、早くも大一番を控えます。