2023年年明け早々のイングランド・プレミアリーグ第19節、アーセナルvsニューカッスルの一戦は、スコアレスドローに終わりました。
冨安健洋は後半31分からの出場。4バックの右サイドに入り、堅実な間違いのないプレーをしていました。アディショナルタイムに入ったところで、相手カウンターのピンチを、いい戻りでパスカットするなど、守備の選手なのでアピールは難しい、逆にミスが目立ちやすい難しいポジションですが、途中で入る選手としては及第点のプレーをしていたと思います。
とはいえ、パスが欲しそうなところでパスがなかなか出てこないなとも見受けました。どんどん味方が使ってくれる三笘と比べるのは酷ですが(苦笑)、チーム内での信頼もまだまだ上げていく余地はあるなと感じます。
試合時間数を増やす、先発出場を勝ち取るには、当面のライバルは同じ右サイドバックのベン・ホワイトになります。前節のブライトンとのゲームもホワイトとの交代でした。
ホワイトは、イングランド代表の25歳。サイズは186㎝、78㎏。24歳で、188㎝・78㎏の冨安とほぼほぼ同じです。サイドもセンターもできるところも似ています。
ホワイトは、カタールW杯のイングランド代表メンバー26人に選ばれていたものの、コーチと揉めたとかで、決勝トーナメント直前にチームを離脱し、物議を醸した選手です。
だからアーセナルでどうとかは分かりませんが(笑)、アーセナルのセンターバックはウィリアム・サリバとガブリエウがそびえ立つので、まずはホワイトとの争いに負けずに頑張ってほしいと思います。