欧州チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグが始まりました!
冨安健洋所属のアーセナルは、ホームでバイエルン・ミュンヘンと戦い、2-2のドロー決着となりました。冨安の出場はありませんでした。
プレミアリーグで首位に立つアーセナルと、リーグ12連覇が極めて厳しくなったバイエルンの一戦。
14シーズンぶりのCL準々決勝。ホームで先制したいアーセナルは、立ち上がりの前半12分に、少しふわっとした感じのバイエルンのスキを突き、サカが決めて待望の先制ゴール。
しかし、今度はアーセナルに、GKとDFの連係がわずかにうまくいかず、古巣のゴールにニャブリが流し込み、すぐさま同点に。
バイエルンは、ケインとムシアラのふたりで真ん中を閉め、アーセナルのジョルジーニョに仕事をさせず、その脇を使うウーデゴールやライスを抑えにかかる作戦。アーセナルの自由を奪うほどの効果はないですが、何か守りが分かりやすくなっている印象を受けました。
そして前半の内に、バイエルンが勝ち越します。
32分に相手のボールを奪ったニャブリが長躯ドリブルし、エリア内で思わず倒してしまいPK奪取。エースのケインがGKラヤの逆を突き、2点目。
4・5・1の守備の堅いアーセナルがホームでリードを許すとはちょっと考えていませんでした。
後半頭から、左SBをキビオルからジンチェンコに代え(これでトミーの出場はほぼなくなりました)、さらにはジェズスやトロサールなど攻撃的な選手をアーセナルは投入します。
対するバイエルンは、サネとニャブリという両翼の「槍」がいなくなり、攻撃力がやや後退。後半31分にトロサールが同点ゴールを決めますが、そのまま2-2でタイムアップ。アウェーのバイエルンとしては、最低限以上の結果を得ました。
次節アーセナルは、バイエルンのホームで戦うこととなり、少し厳しくなりました。アウェーで先にリードを許すなんてことになると「少し」が「相当」に変わります。
おそらく週末のリーグ戦は冨安が出て、来週の2ndレグはジンチェンコが出るのでしょうが、私は逆の方がいいと思います。アウェーの地での失点はダメージ大です。ここは守備の安定のために、トミーを先発で使ってほしいと思います!