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プロ野球きょう開幕 昨年覇者チームが中心に

昨シーズンのリーグ王者の阪神タイガースオリックスバファローズがやはり中心になると思います。

昨年38年ぶりの日本一に輝いた阪神は、オープン戦は3勝14敗1分の最下位。いくらオープン戦の結果は関係ないといっても、さすがに負けすぎやろと虎党を心配させています。それを払しょくするには2年連続開幕投手を務める青柳にスカッとしたピッチングをしてもらいたいところ。対する巨人の前評判が高いですが、新外国人がシーズン直前に退団してしまったのは何ともトホホなスタート。巨人も開幕カードを勝ち越して、不安を一掃したいでしょう。

広島は、昨年3位と躍進しましたが、新井監督に2年目のジンクスはないか…。DeNAはドラ1の度会が相当やりそうですが、今永・バウアーの穴は簡単には埋まらない。ヤクルトはサイスニードが開幕投手なだけで先発陣に不安が見える。中日も主力の岡林や石川、ビシエドが2軍スタートとこちらも不安。そう考えると、阪神の選手層の厚さは抜けている気がします。

パリーグ3連覇中のオリックスは、山本由伸と山崎福也の移籍で失った27勝分をどうカバーするか。投手陣の層は厚いですが、これだけを埋めるのは簡単ではありません。開幕カードで対戦する小久保新監督率いるソフトバンクは、攻撃陣は山川の加入などで万全ですが、先発陣が心もとない。楽天も先発陣が高齢化で、野手もパッとしない。ロッテは佐々木が20勝近くすれば上位争いができるが、ここも攻撃陣が小粒。一方、西武と日本ハムには注目。西武は、山川が抜け打線は弱いが、高橋・今井・平良・隅田と先発陣が強力。日本ハムは、万波が完全に独り立ちし、山崎福也が加わり、アジチャンで活躍した根元が台頭すれば、Aクラスは十分あり得る。

順位予想は、
セ・リーグ:①阪神②巨人③中日④DeNA⑤広島⑥ヤクルト
パ・リーグ:①オリックスソフトバンク日本ハム④西武⑤ロッテ⑥楽天
としておきます。

 

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