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プロ野球開幕、新生・阪神タイガースの5つの「変わったこと」

昨日の日本ハムvs楽天を皮切りに、2023年のプロ野球が開幕しました。WBCで大いに盛り上がった日本のプロ野球が、どんなシーズンになるのかが楽しみですが、阪神タイガースも装い新たにペナントレースに挑みます。新しく生まれ変わったといってもいい阪神タイガースの5つの「変わったこと」を書きたいと思います。
 

①監督が変わった
これが最重要ポイントです。まだ現役もできそうで、体育の先生みたいな矢野監督から、どっぷり昭和でセリーグ最年長の岡田監督に変わりました。選手に近い目線に立ち失敗を恐れずプレーをさせた矢野監督と、どっしり構えて「野球」をさせる岡田監督。好対照なスタイルです。

②大山と佐藤のポジションが固定になった
チームの打の主軸のふたりの守るポジションが、昨年まではころころ変わっていたのが、今年からは大山選手はファーストに、佐藤選手はサードに、それぞれ固定になりました。ケガなどがなければポジション固定でフルイニングプレーさせるようです。ポジション固定は打撃にも好影響なはず。ふたりとも、打撃成績の2割アップを期待しています。

③二遊間が変わった
守りを重視する岡田監督が二遊間に手を付けました。野球の守りはセンターラインが重要。センターは近本選手、捕手は梅野選手で固定。問題の二遊間ですが、昨年ベストナインにも選ばれた中野選手をセカンドにコンバートし、ショートには肩の強い小幡選手を当面は起用するようです。ある程度計算できる中野選手はいいとして、問題は初のレギュラー奪取の小幡選手。守備はもちろんですが、打撃もどの程度の成績を残すのか、楽しみにしています。

④先発ローテーションに新顔が加わる
昨年から先発で投げてはいましたが、今シーズンは開幕当初からローテーションに入る、西(純)投手と才木投手に注目です。才木投手は24歳、西投手は21歳。右投げの本格派タイプです。このふたりで10個の貯金(勝ち数ー敗戦数)をあげれれば、優勝にぐっと近づきます。

⑤抑えが変わる
勝ちゲームの最後の9回に投げる「抑え(クローザー)」が、昨年の岩崎投手に変わり、今年はWBCでも活躍した湯浅投手が務めます。個人的には、岩崎投手は慣れないポジションでよく頑張っていたと思いますが、8回に投げるセットアッパーの方がしっくりくるような気がします。WBCの準決勝のしびれる場面で投げた経験を、湯浅投手にはぜひシーズンに生かしてほしい。

 

他にもたくさん見どころはありますが、今日からのシーズンイン、これからしばらく楽しませていただきます。