欧州チャンピオンズリーグのラウンド16、2試合ずつ、結果をおさらいしています。
あの英雄が在籍した両チーム同士の「マラドーナ・ダービー」ともいえるビッグマッチ。バルサの黄色いユニが 見慣れません。
試合は、両チームの背番号9のエースストライカーがともに力を発揮。先制はバルサのレバンドフスキ。右足を振りぬき、実にストライカーらしいゴール。ナポリも、オシムヘンがボックス内で見事なターンを見せ、同点ゴール。2ndレグが楽しみになりました。
前半15分にバルサらしい美しいパスワークからフェルミン・ロペスが決め、バルサが先制。2分後には、カウンターからヤマルがラフィーニャに縦パス。シュートがポストに跳ね返ったのをいいところにいたカンセロが決め2点差に。
これで勝負あったと思いましたが、前半の内にナポリが1点返し、まだまだ分からないぞと。後半36分の絶好のチャンスを決めれず、2分後にレバンドフスキに決められ、勝負あり。イタリア勢はすべて姿を消しました。
②アーセナル1-1(4PK2)ポルト(アーセナルがベスト8進出)
がっぷり四つの両チーム。後半29分まで選手交代なしは珍しい。先に動いてリズムを乱したくない。それくらい集中力の高い試合内容。ボール支配はアーセナルが62%と優勢も、したたかにカウンターを狙うポルト。
これはスコアレスで2ndレグかと思った後半ATにドラマが。
自陣でマルティネッリが前線へわずかなフィードミス。PTエリアへのポルトの侵入にライスの寄せが少し甘く、右足のカーブシュートをガレノに決められ、ホームのポルトが劇的勝利!
1stレグ同様、目が離せない展開。1点を追うアーセナルは、前半終了が見えてきた41分にトロサールが待望の同点ゴール。ケガで離脱中の三笘薫と同じ左サイドが主戦場のトロサールだが、同じ右利き、体格も同じくらい。彼くらいの得点力を三笘が持ったら、さらにすごい選手になる。三笘は元チームメイトのトロサールを目標にしてほしい。
試合は、ホームのアーセナルが押し気味も、ポルトが41歳のペペを中心に守り切り、PK戦に。GKラヤの独壇場で、アーセナルが辛くもベスト8進出。