東京株式市場では22日、日経平均株価が前日比836.52円高の39098円で終え、34年ぶりに最高値を更新しました。
2012年にアベノミクス相場で10000円台に回復し、そこから約12年かかりました。
その時期その時期にいろんな要因がありますが、特にこの1年の加速力については以下の3点が大きかったと思います。
ひとつは、東証の企業へのプレッシャーです。プレッシャー=圧力というよりは刺激を与えました。プライム入りに明確なハードルを設けたり、PBR改革を促すなど、企業の重い腰を上げることになり、海外投資家の再評価につながったと思います。
ふたつ目は、やはりバフェットさんの存在です。米カリスマ投資家のバフェットさんが、大手商社株を大量購入したあたりから、明らかに空気が変わってきました。
最後は、中国経済の停滞です。世界のマネーが、中国から日本にシフトしたことも見逃せません。おかげで、東証の時価総額は久しぶりにアジアでトップに返り咲きました。
バブルの時は私は高校生だったので、実感はほとんどありません。映像とかで見る限り、相当浮足立っていたようですが、そんな熱狂は幸か不幸かあんまりありません。
上昇のペースは鈍るかもしれませんが、まだもう少しは上がっていきそうです。年内のどこかで4万円台突破にチャレンジすると思います。