時事マラソン

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フェイエノールト1-3アトレティコ・マドリード 2023_11_28 #70

欧州チャンピオンズ・リーグ第5節、フェイエノールトvsアトレティコ・マドリードの注目の一戦は、グループ首位のアトレティコが1-3で勝ち、1次リーグ突破を決めました。

勝って、最終節に臨みたいフェイエノールト。「ここが正念場」と分かっているホームサポーターの大声援を背に攻めはしますが、アトレティコの5バックは固く、堅牢な壁の前でパスを回させられている状態でした。

前半14分に、DFのヘールトライダーとGKの間に、何とも中途半端なクロスが入り、お見合いするような形でヘールトライダーに当たり、オウンゴールを献上。これで、アトレティコはグッと楽になりました。

エースのグリーズマンが、中盤によく下りてきて広範囲に動き相手を攪乱。もちろん前線での守備も怠りません。代表ウィークではフランス代表で2試合とも出場していて、ベテランとは思えない充実ぶり。こういう選手がチームにひとりいると助かります。

勝つしかないフェイエノールトは後半頭から上田綺世を投入。ヒメネスとの2トップにします。上田が入り、2人のFWを見ないといけなくなったアトレティコも少し守備のバランスが悪くなり、フェイエノールトにもチャンスがおとずれます。

後半32分に、上田の仕掛けから得たCKをヴィヘルがヘッドで押し込み、ひとつ結果は出ましたが、いかんせんその前、後半12分のアトレティコの追加点が痛かった…。エルモソのクロスかシュートかイマイチよくわからないループがゴールに吸い込まれ、2点差に。1点は返したフェイエノールトですが、そこまででした。

後半36分には、この試合2つ目のオウンゴールを献上。1-3でタイムアップ。

今日の敗戦でフェイエノールトの3位が確定。もう一方の試合も、ラツィオセルティックに2-0で勝ったことから、セルティックの4位も確定しました。

日本人選手が3チームに所属するアツいグループEでしたが、出場機会が激減している鎌田大地所属のラツィオだけが1次リーグ突破となり、日本人の活躍が見たい私たちとしては少し残念な結果に終わりました。