新生森保ジャパンの親善試合(キリンチャレンジカップ)の第2戦、コロンビア代表とのゲームは1-2で敗戦となりました。
緒戦のウルグアイ戦は後半だけでしたが、昨日はリアルタイムでじっくり見ました。
前半はとてもいい感じのように見えました。W杯での「受け身」のサッカーから主導権を握ってプレーしようとする意図がうかがえました。
一列下がってプレーをしたい鎌田がボランチに入り、何度も顔を出して前線に気の利いた供給し、左CBに入った伊藤洋輝も緒戦の左SBよりは所属チームでのポジションでもあるのでスムーズな感じがしました。
CFで出場の町野は、ボールが収まるので、このまま馴染めばチームの「大迫の呪縛」からも解き放たれそうです。
さらには、緒戦でゴールを決めた西村が縦横無尽に走り回り、こんなトップ下もいいなと思いました。守備もやりながら、動いた後にスペースができるので、三笘や伊東や鎌田がそこを使うこともできました。
三笘のヘッドで先制も、追いつかれてしまいましたが、悪くない前半でした。
後半になり、鎌田が遠藤に、町野が上田に、三笘が堂安に、西村が久保にそれぞれ代わり、伊藤も左CBにポジションが変わると、何だか別のチームみたいになってしまいました。
前半は血がよく通って元気だったのが、後半は血の巡りが何かよくない、そんな感じでした。
逆転ゴールは素晴らしいオーバーヘッドシュートでしたが、それ以上にチャンスがなかなか作れない。町野に代わった上田綺世は、タイプの違うCFでゴールこそなかったものの次も見てみたい選手でしたが、それ以外に見るべきところはあまりありませんでした。
次は6月にまた2試合が予定されています。相手がどこかは分かりませんが、楽しみにしていたいと思います。