イングランド・プレミアリーグ第9節。代表ウィーク明け最初の試合は、三笘薫所属のブライトンとシティの注目の対決。楽しみに、昨晩見ました。
結果は、ホームのシティの貫録勝ちとなりました。
前半は完全にシティのゲーム。ブライトンはほぼほぼ何もできませんでした。
シティで光った選手は特にこのふたり。
ひとりは、ベルギー代表のドク。左MF/FWの定位置を今シーズンはグリーリッシュから奪い、シティの左サイドを躍動しています。この試合は、久々先発のベテラン・ミルナーにストッパーの役目を託しましたが、相当イかれてしまいました。開始早々の前半7分に、そのドクに切り込まれ、折り返しをアルバレスに難なく押し込まれ先制を許し、その12分後にはハーランドにズドンと決められ、前半で2失点。もうこれで勝負あった、みたいな雰囲気になってしまいました。
そしてもうひとりが、約1か月ぶりにピッチに戻ってきたロドリ。190㎝の長身MFがいない試合に敗戦を喫してきたシティでしたが、戻ってきたらやっぱり安定感が違いました。ポジショニングやパスの精度が申し分なく、世界最高峰のボランチのプレーを堪能しました。ロドリは、昨年のカタールW杯にも全試合にフル出場。ということは日本戦にも出ていたということです。全然記憶にないんですが、よく抑えれたなと今頃思います。
前半はやられっぱなしのブライトンでしたが、後半は随分盛り返しました。ミルナーのころにフェルトマンが入り、バレバや途中出場のギルモアらと一緒に、ドクの抑え込みに成功しました。
後半28分に、三笘のアシストのアシストでアンス・ファティが決め、1点差に。三笘も再三左サイドを切り裂き、シュートも打ち、惜しいシーンをたくさん作ったのはさすがです。
シティも三笘に興味を持っていると報道にありましたが、ドクがいたら三笘は不要なのでは?と思いました。しかし、90分トータルでの働きを見ると、三笘薫は別格で、違いをつくれる選手です。ペップ・グアルディオラ監督も「ブライトンと契約更新したけど、やはりほしい選手だ…」と再認識したかもしれません。
シティはこの勝利で、アーセナルと同勝ち点のリーグ首位に浮上。