TV番組丸パクリの見出しがちょっと気になりますが(笑)、とても興味深い記事でした。
海外出身の地方議員が外国人共生や地域の課題解決に取り組んでいるとのことですが、こんなにいるとは知りませんでした。
そもそも日本では公職選挙法の規定で外国籍の人は議員にはなれないので、帰化して日本国籍を持つ必要があります。国籍取得や言語のハードルは高いですが、わずかでも外国出身の議員がいるのは驚きです。
記事で紹介されているのは、世田谷区議会議員のオルズグル氏。ウズベキスタン出身で、就職や物件を借りるのに苦労した経験から、外国人共生を訴えます。
次が、カナダ出身で茨城県議のヘイズ氏。つくば市議を4期務めた後、22年12月の県議選でつくば市選挙区から出馬し初当選した「ベテラン」です。市議時代にはスケートボードパーク新設に尽力し、実現にこぎつけたそうです。
もうひとりが、シリア生まれエジプト育ちのスルタン氏。来日前はエジプト青年省で国家公務員として働いた経験を持ち、今は山形県庄内町議として活躍しています。
個人的には、外国籍の人も議員になれるようにまではしなくていいと思いますが、それでも日本国籍を持たない定住外国人の民意を吸い上げるのに、もっと海外出身議員が増えるといいなと思います。地域で増える外国人との橋渡し役として期待しています。