欧州チャンピオンズリーグの準々決勝。2試合ずつ、結果をおさらいします。
残りの試合も、劇的勝利あり、悲劇的な敗戦あり、悲喜こもごもでした。
①パリSG6-4バルセロナ
(パリSGがベスト4進出)
4/10 1stレグ:パリSG2-3バルセロナ
アウェーのバルサが先勝しました。
前半37分、レバンドフスキーが前を向き突進。これができるCFはほんと脅威です。右に展開、クロスをGKが弾いたところをラフィーニャが押し込み先制。
しかし後半3分にデンベレの強烈シュート、6分には縦パスを技ありダイレクトでヴィティーニャが流し込みパリが逆転。このままホームのパリが勝ち切るかと思いきや、ラフィーニャが本日2点目の同点ゴール。そして後半32分、左CKからDFのクリステンセンがヘッドで叩き込み逆転!見事なバルサの勝利でした。
右サイドのポケットをうまくとり、またまたラフィーニャが決め、ホームのバルサがトータル2点差に広げました。バルサの勝ち抜けがグッと近づきましたが、悪夢が待っていました。
前半29分にアラウホが後ろから倒してしまい一発レッドで退場に…。強烈攻撃陣を擁するパリを相手に10人は酷過ぎました。前半40分にデンベレに決められ1点差に。ヴィティーニャにミドルを決められ同点に。さらにはPKを与えてしまい逆転。そして、エンバペに無慈悲なゴールを叩き込まれ息の根を止められました。
これもサッカーです。
(ドルトムントがベスト4進出)
ホームのアトレティコが先勝しました。
わずか開始4分、自陣でのパスミスを拾い、デパウルが決め先制。前半32分も、ドルトムントDFがふたり重なってしまい失点。前半でホームのアトレティコが2点をリード。ドルトムントは2つともミスからの失点。これは相当なアドバンテージを持ってアトレティコは2ndレグに行きそうだなとこの時点では思いました。
後半36分にゴールのないフュルクルクに代わって出場したアレがストライカーらしいゴールを決め1点差にはなりましたが、アトレティコはリードを保って次戦に臨めることになりました。
1stレグで途中出場で流れを変えたブラントが先発。さっそく仕事をしました。前半34分、左サイドの狭いところをぶち抜き、トータル2-2の同点に。そして、5分後にマートセンが決めドルトムントが逆転します。
しかしこれで終わらないのがCL準々決勝。フンメルスがOGを献上、さらにはコレアも決め、アトレティコがひっくり返します。これには驚きました。
これでもまだ終わらないのがサッカー。ゴールから遠ざかっていたフュルクルクが値千金のヘッドを決め同点に。そして間を待たず、後半29分にザビッツァーが左足で決め、ドルトムントが再逆転。このまま試合を締めました。
準決勝でドルトムントがタレント揃いのパリを相手にどんな試合をするか、今から楽しみでなりません。