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ボルネオ島で鉄道計画浮上 インドネシアなど3か国縦断

とてもニッチな記事ですが、個人的にはとてもノスタルジーな内容なので取り上げたいと思います。自民党員の処分の話を取り上げても暗くなるだけですから…。

インドネシアとマレーシア、ブルネイにまたがるボルネオ島(ボルネオは英語・オランダ語インドネシア語カリマンタン)で、これらの3か国を結ぶ高速鉄道計画が浮上しています。

4つの終着駅を含む24駅が新設され、走行距離は1620キロ、最高時速350キロ、「トランス・ボルネオ」プロジェクトの総工費は700億ドル(約10兆円)と見積もられていて、インドネシアでもマレーシアでもなく、小国ブルネイを拠点とするインフラ企業ブルナジー・ウタマが同計画を発表しました。

工事は第1期と第2期に分かれています。第1期はボルネオ島の北西部を通るルートで、インドネシア西カリマンタン州の州都ポンティアナックから、マレーシアのサバ・サラワク、ブルネイを通り、コタキナバルが終点。ポンティは駐在していた時に何度も出張で行きました。マレーシアのミリやビンツルも行ったことがあります。コタキナバルは行ったことありませんが、駐在員事務所があり、駐在を夢見てた時期があります(笑)。

そして第2期は、カリマンタンの東を走り、南に進むルート。港湾都市のバリックパパン、そして新首都のヌサンタラも通る計画だといいます。途中に通るサマリンダもよく行きました。バリックまで飛行機で行き、そこから車で行ってましたが、汽車で行ける日が来るのでしょうか。

このトランス・ボルネオ・鉄道プロジェクトにインドネシアやマレーシアが参加するかどうかは明らかにされておらず、「絵に描いた餅」になる可能性も十分ありますが、それでも彼の地に関わったことがある者にとってはロマンあふれる計画です。できたら乗ってみたいが、私が生きている間にできるでしょうか…。

 

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