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UEFAチャンピオンズリーグMD6レビュー(前半)

欧州チャンピオンズリーグ23-24シーズンのグループステージ全6節が終了し、決勝トーナメント進出チームが出そろいました。今週行われた第6節のレビューをしたいと思います。

 

まずは、グループAからDまで。

 

【グループA】

バイエルン(ドイツ)16

コペンハーゲンデンマーク)8

ガラタサライ(トルコ)5

マンチェスター・ユナイテッドイングランド)4

 

マンチェスターU0-1バイエルン

コペンハーゲン1-0ガラタサライ

 

残り1節で勝ち点差1で4位のマンUコペンハーゲンガラタサライが引き分け、自らはバイエルン相手に勝利が必要と、極めて厳しい突破条件になってしまいました。ホームで健闘はしたものの、ケインのパスからコマンに先制され1-0で敗北。まさかのGS4位での敗退となりました。そして注目の2位争いは、虎の子の1点を守り切ったコペンハーゲンガラタサライを下し、見事な2位通過。終盤に10人になり、追加タイムも攻められまくってましたが、凌ぎ切りました。13年ぶりのラウンド16進出となりました!

 

【グループB】

アーセナルイングランド)13

PSV(オランダ)9

RCランス(フランス)8

④セビージャ(スペイン)2

 

RCランス2-1セビージャ

PSV1-1アーセナル

 

ランスとセビージャの1戦はランスが2-1で勝利。PKで先制し、PKで追いつかれるも、後半追加タイムにロングカウンターから勝ち越しゴール、ホームは大熱狂。3位を確保し、EL出場を決めました。対するセビージャは4位となり、EL連覇の夢は潰えました。すでに1・2位が決まっている消化試合的なPSVアーセナルの一戦はドロー決着に。アーセナルは、先発8人を入れ替えるなどターンオーバーを実施、今週末の難敵ブライトン戦に備えました。

 

【グループC】

レアル・マドリード(スペイン)18

ナポリ(イタリア)10

③ブラガ(ポルトガル)4

ウニオン・ベルリン(ドイツ)2

 

ナポリ2-0ブラガ

ウニオン・ベルリン2-3レアル・マドリード

 

ナポリとブラガ、注目の直接対決はナポリの勝利。引き分けでも2位のナポリは、前半の内に相手のオウンゴールオシムヘンの技ありゴールで2点をリード。そのまま逃げ切りました。昨シーズンのセリエA覇者として立派なGS突破です!順位がすでに決まっているウニオンとレアルもアツい試合になりました。モドリッチのPKを止め、先制までしたウニオン。レアルに2ゴールを許し逆転されますが、何と2-2の同点に。しかし、ドローでも何の問題もないのに、ここで勝ち越すレアルはさすがの一言です。

 

【グループD】

レアル・ソシエダ(スペイン)12

インテル(イタリア)12

ベンフィカポルトガル)4

ザルツブルグオーストリア)4

 

インテル0-0レアル・ソシエダ

ザルツブルグ1-3ベンフィカ

 

難敵インテルとのアウェー戦をソシエダは何とかスコアレスで乗り切りました。タケ久保は元気に先発出場。鋭い突破からPK獲得…とはなりませんでしたが、試合終盤までピッチで躍動しました。ソシエダは見事な首位通過。ラウンド16は2位チームが相手になります。18日の組み合わせ抽選が楽しみです!もうひとつの試合は、ベンフィカが貫録を見せ、ザルツブルグを撃破。3位となり、EL出場権を確保しました。来年のコパアメリカ終了後のアルゼンチン代表引退を表明したディ・マリアが勝利に大きく貢献しました。

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明日、残りのグループのレビューをします。