時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

ワークマン、社外取締役にYouTuberを起用へ

この時事マラソンでもたびたび取り上げるワークマン。同社がまたおもしろいことにチャレンジします。なんとユーチューバーの浜屋理沙氏を社外取締役候補にすることを決めたとのことです。社外取締役は客観的な立場から経営の監督をすることが求められており、社外取締役が持つべき資質や負うべき役割について議論をよんでいるとあり、若干ネガティブなトーンでこの記事は書かれています。

特に「経営の経験がないのに経営監督をできるのか?」というところに懸念があるようです。実際、浜屋氏はシステム営業や衣料品のインターネット販売事業を手がけたことはありますが、企業経営の経験はありません。しかし、小浜社長が「公認会計士や弁護士の社外取締役もいて役割分担できている。新しい社外取締役のあり方に挑戦したい」と言っている通り、会計士や弁護士も経営の経験はありません。いろんな立場・役割からしっかり意見が言えればよい。浜谷氏は取締役の誰よりも厳しい消費者の目を持っているでしょう。この知見は経営にも生かされます。別に経営の経験がなくてもいいと思います。逆に、経営の知識がない方がいいかもしれません。経営者がみんな的確な判断ができるとは到底思えませんから。

ワークマンの挑戦を応援したいです。

 

www.nikkei.com