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新大阪ー関空、阪急が直通 2031年検討

関西のローカルネタではありますが、関西国際空港へ行くのが少し便利になりそうです。

阪急電鉄は17日、「なにわ筋線」が2031年に開業するのに合わせ、新大阪駅関西国際空港を直接結ぶ列車の運行を検討していることを明らかにしました。

現在、関空発の電車は、①JR西日本の「はるか」と②南海の「ラピート」の2つがあります。

①のはるかは、京都発着で新大阪も停まるので、新幹線との連絡がばっちりです。滋賀県米原発着も数本あるようです。ただ、天王寺には停まりますが、大阪駅には停まりません。

②のラピートは、大阪中心部の難波駅発着です。難波は地下鉄も私鉄もあるので、大阪市内への連絡は便利。でも、大阪駅にはこちらも乗り換えが必要になります。

現在計画中の「なにわ筋線」ですが、大阪中心部を南北に走る線で、JR西日本と南海が列車を走らせる予定です。大阪市の大ターミナル駅難波駅大阪駅中之島なども結ぶというナイスな線で、ついに関空とJR大阪駅が直通で繋がりそうです。

このなにわ筋線の開業(2031年)に合わせて、新大阪ー十三ー大阪を2つの連絡線で繋ぐという計画が今回リリースされました。予約不要な急行を想定していて、この連絡線開業後、新大阪ー関空間の移動時間が約1時間10分、1時間に6本程度を運行する予定だとか。今のはるかは特急で停車駅も少ししかないので50分で着きますが、大阪駅に行くには便利になります。

そしてひそかに便利なのが「十三経由」だというところです。私の住んでいる宝塚市からだと阪急で十三まで30分ほどで行けます。梅田駅まで行かずとも十三で乗り換えて関空に行けるのはちょっとよいです。大阪から西、西宮・芦屋・神戸に住んでいる人も便利になります。神戸三宮駅から関空まで1時間20分想定。今だと1時間40分近くかかりますから、便利になりそうです。

2031年、まだまだ先ですが、ちょっと楽しみです。

 

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