セリエA第3節、ナポリとパルマの一戦は、ナポリが2-1で逆転勝利をおさめました。
先制したのは、アウェーのパルマでした。
前半19分に、CFのボニの突進をGKのメレトが倒してしまいPKに。ボニ自身が落ち着いて左足で決めました。
今日も先発の鈴木彩艶は、スローイングよし、ロングキックよしと、フィードで魅せ、味方に前向きな影響を与えるプレーが多く、シュートストップも的確。クバラツヘリアの一発だけが怖そうでしたが、何とか逃げ切れるかなと思い始めた後半30分、悪夢が訪れました。
遅延行為で1枚イエローをもらっていたザイオンが、PA外に出てけり出した足が相手選手にあたり、2枚目のイエローで退場に。抗議はしていましたが、蹴った後の足が思いっきり相手に当たっていたので、危険なプレートと判断されたのは仕方がありません。
困ったのはパルマ。交代カードをすべて使っていたので、DFのデルプラートが控えGKのユニフォームとグローブを借りてGKにつきます。
急造GKと10人のパルマ。何とか時間も使いつつ、VARでPKも取り消しになったりと、凌いでいましたが、AT11分を持ちこたえることはできませんでした。
途中出場のルカクに、デビュー戦初ゴールを左足で豪快に決められ同点に。
そして、右からのクロスをザンボアンギサにこれまた豪快にヘッドで叩き込まれ、ナポリがひっくり返し、2-1で勝利となりました。
ザイオンにとっては苦い試合になりましたが、代表ウィークにも入るので、ここは日本に戻ってきて気持ちを切り替えて、中断後のゲームに備えてほしいです。