いつかは途切れると思っていましたが、藤井聡太七冠の八冠独占期間は254日でストップしました。
藤井八冠に風穴を開けたのは、藤井さんと同学年の伊藤匠七段。21歳8か月でのタイトル獲得は歴代8位の若さですごいことですが、藤井さんは史上最年少の17歳11か月でタイトル獲得、同学年の「絶対王者」ですから、その藤井さんを破ってのタイトル獲得は重みがあります。
記事にもある通り、今の藤井さんに死角は見えず、初失冠を予想する声は少なかったと言います。昨秋の王座戦で八冠を達成して以来、4つのタイトルを防衛し、うち3つはストレート勝ち。伊藤新叡王も、23年度に竜王戦と棋王戦で藤井八冠に挑戦するも、いずれも1勝もできずに敗れていました。
しかし、「今は失陥するとしても伊藤新叡王以外からというのはなかなか考えにくい」とも言われている実力の持ち主で、これから「藤井・伊藤の2強時代」になるか、藤井七冠が再び八冠独占に返り咲くのか、楽しみは尽きません。
そして、藤井王座への挑戦権をかけた準決勝が7/5に行われます。羽生九段vs広瀬九段、そしてもう片方が、永瀬九段と麻雀との「二刀流ブルドーザー」の鈴木大介九段が対決します。大介さん、あと2つで藤井さんに挑戦できます。麻雀の方も、6年連続6度目の麻雀最強戦2024への出場を決めています。こちらにも注目してほしいです!