小さくて見過ごしそうな大きさの記事ですが、内容はなかなかにインパクトがあります。
EUの主要機関は5日、EU域内で事業展開するアパレル事業者に売れ残った服や靴などの衣料品を廃棄するのを禁じる法案で大筋合意、今後、正式な承認手続きに入り、2年後から施行するとのことです。売れ残ったり返品になったりした衣料品をそのまま廃棄するのを禁じ、再利用や別商品へのリサイクル、修繕、寄付などを促します。
ユニクロなどはすでに不要になった衣料品の回収をやっていますが、企業としては回収・再利用はコストアップに繋がります。それでもやらせるところがEUらしいです。時には先鋭的すぎると感じる時もありますが、EUくらいの大きなまとまりがトップダウンでやらせるのは迫力満点です。
今後、正式な手続きに入り、2年後から施行していく予定です。