1993年5月15日に産声を上げたJリーグは30周年を迎えました。あの国立競技場でのヴェルディとマリノスの開幕戦はテレビで見ていましたが、それはそれは興奮しながら見ていました。できれば、Jリーグ初ゴールはマイヤーではなく、カズかラモスか、木村和司か水沼あたりが決めてくれればよかったんですが（笑）
この記事の執筆者、現チェアマンの野々村さんは私と同い年。関西の大学出身ではなく、慶応からジェフ市原だったので対戦することはありませんでした。
野々村さんや私が大学3年生の時にJリーグが誕生しました。開幕戦はこの1試合だけ。次の日に私は、同じサッカー部のGK3人で大阪・吹田の万博記念競技場にガンバvsレッズを見に行きました。今から考えたら、よくチケットとれたよなって感じです。ひとつ下の後輩がゲットしてくれました。とにかく初戦ですから、満員で、熱気もすごかったのを覚えています。
その試合の見どころは、とにかく「レッズのGKの土田選手がすごいから」といって楽しみに行ったのですが、ガンバGKの本並選手がシュートを止めまくって、1-0でガンバが勝利しました。本並さんは、元なでしこの丸山桂里奈さんと結婚して、話題になりました。
日本にプロリーグができて30年。個人的には、かなり順調に歩んできていると思います。それはいろいろ課題はありますが、課題があるのは当たり前。その課題の認識すらしていなかったら問題ですが、関係者はみんなその課題を分かった上で、対処しようとしていますから、全然問題ないと思います。
2050年のワールドカップ優勝を目標に掲げています。あと30年弱、前回のような死の組に入ってもベスト16に入れるくらいにはなりましたから、届かない目標ではないと思います。ベスト16を突破して、その大会で一気に優勝までするのはなかなか難しいと思うので、できれば次の大会あたりでベスト4の景色を見たい。そうしてやっと優勝が見えてくると思います。
そのためにもJリーグのさらなる発展は不可欠です。
