CLリーグフェーズ第3節、レアル・マドリードvsドルトムントの注目のカードは、5-2でレアルが鮮やかな逆転勝ちを収めました。
昨シーズンのファイナルのカード。
レアルは、リーガは無敗ですがバルサに次ぐ2位。CLは前節リールに不覚を取り、1勝1敗。対するドルトムントは、ブンデスでは7位ですが、CLは2戦2勝。ここでレアルを食って、リーグフェーズ勝ち抜けに弾みをつけたいところ。
そのドルトムントは、アウェーで先制し、追加点も取り、前半を2点リードで折り返します。
1点目は、ゴール前でブラントからギラシ、ギラシの柔らかいポストプレーから、走り込んだマレンが押し込みました。CFのギラシは、昨シーズン28ゴールでステップアップ。このクオリティで移籍金が1800万ユーロですから、ドルトムントとしてはお買い得でした。
3分後に、右からのマレンのクロスをギッテンスがけり込み追加点。両ウィングで点をもぎとる、ちょっと珍しい形でした。
2点のビハインドを背負ったレアルでしたが、後半に入り、エンバペのクロスを前線に残っていたDFのリュディガーがヘッドを叩き込み、1点返すと、もうレアルのペースに。ヴィニシウスがあっという間に同点にしました。
もうそこからは「レアル劇場」。
チャンスと見ればどんどんでていく。DFのバスケスがお見事なゴールで3点目。
極めつけは、自陣から長躯ドリブルでヴィニシウスが独走ゴールと、終了間際にハットトリックとなるゴールも決めるおまけつき。ヴィニシウスは、再来年の北中米W杯の得点王候補のひとりとなりそうです。
ドルトムントとしてはアウェーゲームとはいえ、ダメージの残る結果となりました。