時事マラソン

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ドルトムント0-2レアル・マドリード 2024_6_1 #31-97

欧州チャンピオンズリーグ決勝、ドルトムントレアル・マドリードの一戦は、レアルが2-0で勝利し、2年ぶり15回目の優勝を決めました!

戦前の予想で圧倒的不利が伝えられたドルトムントでしたが、前半は完全にドルトムントのペースでした。

いつもの4・3・3のブロックで、中盤のチェックをかいくぐり、巧みにボールを運んでレアル陣地に進入していきました。

右SBのリエルソンが右サイドをうまく突破しチャンスを多く作る。クルトワと1vs1のシーンを2度ほど作り、1つはポストに当てるなど、惜しいシーンがありましたが、ゴールは遠かった…。

縦パスを結構通されたレアルは、後半中央を締めにかかると、徐々に地力に勝るレアルペースに。

ドルトムントは、ベテランのロイスを後半27分に投入。その直後の左CK。クロースの鋭い右足キックを、カルバハルが薄くヘッドですらし、先制。たった1点ですが、これでレアルのペースになってしまいました。

後半38分には、マートセンの横パスをベリンガムにかっさらわれ、スルーパスをヴィニシウスに。難なく決めて、勝負あり。試合巧者のレアルが見事でした。

マンオブザマッチはGKのクルトワにあげたいです。

大けがから復帰し、4試合を経て、今CLは決勝が初出場。これまでゴールマウスを守ってきたのはルニンだから…とかいう考え方はありません。

そのクルトワは完ぺきでした。

1vs1になっても慌てず、距離感を保ち、長い手足を生かしてどこかにシュートを当てる。中距離シュートも、簡単そうに、しかも相手にとられない場所に逃げれる。最後のクロスボールのパンチングも、片手なのに簡単にPAを超えていきました。さすがとしかいいようがありません。最後の最後にいいものを見せてもらいました。

終わってみれば下馬評通りのレアル完勝でしたが、ドルトムントもよく頑張りました。来月大阪で見れるのを楽しみにしています!