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受験考|問題文の誤読頻発

「この問題、何度解きなおしても正しい答えが得られません」と嘆く高校3年生。「ツボの中から球を順に3個取り出した時、3個とも赤玉になる確率を求めよ」という問題ですが、問題文の最後に書いてある「1度取り出した球は元に戻さない」とある但し書きを見落としていたようです。

別の高校生の例も紹介されています。模試の答案について「完ぺきに正しい答案を書いたつもりなのに、バツになっている」と言いますが、よく見ると「PならばQを示せ」という証明問題に対して、「QならばP」と逆に書いていたようです。

大学入学共通テストだけでなく、高校入試もそうですが、グラフや表を見て考える問題がとても多いです。それも、数学だけでなく、理科や英語、社会もそうです。
問題文を読めていない受験生は本当に多く、読解力の問題に起因することもあるが、試験時間に対して問題の量が多い試験では、短時間で早く読む必要があり、焦りから結果的に誤読するケースが多いと記事にはあります。

これは子どもに関わらず、大人の世界でも誤読はたくさんあるのではないでしょうか。先入観が邪魔して、いいように解釈してしまう。私の場合は、焦りというより、老化の始まりかもしれませんが(苦笑)。

 

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