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若者言葉、「無理ゲー」にどうにか対応

どのくらいの年代の先生かが分かりませんが、今の「若者言葉」を理解するのに四苦八苦という記事です。

「ワンチャン」はもしかしたら、「運ゲー(これは初めて聞いた)」は運の要素が強いゲーム、「秒で」はすぐに、そして「無理ゲー」は難易度が高くクリアするのが困難なゲーム、という意味です。全く意味が分からず、「もっと普通の言葉で話してもらえますか」。そう頼んだところ標準的な日本語で言い直してくれた。でも今ではそれらには慣れて、最近では「この問題は運ゲーですね」などと言うようになってしまった、と記事にはあります。

個人的には、これらの若者言葉に違和感はなく、どれも文脈などから想像すると何となくは分かりそうな、短縮言葉です。
インドネシア語に、シンカタン(略語)があります。インドネシア人はシンカタンが大好き(だと思う)。

たとえば、DPR はDewan Perwakilan Rakyat の頭文字をとったもので、「民衆代表議会」。このような真面目なものから、Pusupa(Putuskan saja pacarmuの略で「恋人と別れちゃいなよ!」)みたいなくだけたものまで、幅広くあります。こっちの方がよっぽど理解しにくいと思います。いや、インドネシア人は文脈から想像して、簡単に理解しているのかもしれない…。

日本の若者言葉の中で唯一、女性が自分のことを「わし」というのだけはどうにも慣れません。昭和のおじさんにとっての「わし」とは、えらそうなおじさんの一人称です。これを女性が使っているのを聞くと、ぞくっとします。最近は、若い世代だけでなく、40代の女性Youtuberも使っていました。「わたし」の短縮バージョンだということは分かっています。でもこれだけはやめてほしいなあと願います。

 

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