時事マラソン

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W杯アジア最終予選 MD1/日本7-0中国 2024_9_5 #56-122

W杯アジア最終予選がいよいよ始まりました。

第1節、中国をホームに迎えた一戦は、7-0と大勝しました。

タケ久保の左CKから、遠藤がドンピシャヘッドで先制。前半終了間際には、右の堂安からファーの三笘にこちらもドンピシャクロス。いい時間帯に2点目を取りました。

後半はゴールラッシュ。南野が連続ゴール。伊東がOGっぽいゴール。大然もゴール。最後は、フル出場でがんばったタケが締めくくり、計7ゴール。アジア最終予選の初戦にあまりいい思い出がない日本代表でしたが、幸先のいいスタートを切れました。

3バックの布陣は少し驚きましたが、2トップ気味の中国に対しての守りやすさを重視したとあれば納得ですが、他の強いチームにも機能するかと言われればちょっと分かりません。

それよりも、2列目の4人の並びの方がびっくりしました。三笘と伊東を同時に使うと思いきや、左は三笘で右は堂安を起用。そして、三笘の隣には南野を、堂安の隣にはタケ久保を配置。

三笘と伊東だと両方ともが突破が魅力な「槍」同士ですが、堂安はそんなタイプではありません。南野は気を利かせながら、三笘の突破を促し、堂安は久保とのパス交換でポケットを取りに行く。その「非対称性」がとてもよかったです。

あと、チーム全体としては、最初は縦にどんどんパスを差し込み、相手の意識が中央にいったら今度はサイドから攻め、横幅が広がってきたらまた中央から攻めと、中央からの攻めとサイドからの攻めを意識して使い分けていたように見えました。中国はそれに嫌気がさしたようでした。

日本代表はロングボールさえ入れられなければ、アジアでも欧州レベルでも大丈夫そうです(笑)次戦のバーレーンはどんなサッカーをしてくるか、楽しみです。