時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

日経平均4451円安 下げ幅ブラックマンデー超え 過去最大

世界の株式市場にとってすごい1日となりました。特に日本の株式市場の下落幅はすさまじく、日経平均株価の下げ幅が4451円となり、「ブラックマンデー」翌日の1987年10/20を上回り過去最大になりました。下落率でも当時に次ぐ過去2番目でした。

原因は、米景気の悪化懸念、それによる米金利の下げ、日本の利上げ、日米の金利差が縮まり円高進む、日本の輸出関連を中心にした企業の業績悪化懸念、といわれています。今回の下げで、年初来の上昇分を帳消し、さらに下回ってしまいました。

問題は今後の展開ですが、新聞やニュースなどを見ていても、今回の下げはあまりに底が深く急激な下げなので、きっちり分析できていません。そりゃ過去最大の下げ幅ですから、経験がないので当然です。

別の新聞に、「天井3日、底100日」という投資格言が紹介されていました。高値に向かう期間、あるいは高値にとどまる期間は短く、逆にドンと下がったら底値は長い、という意味です。

企業業績はそこまで悪くないですから、また日経平均4万円に向かうでしょうが、個別銘柄によって動きはまちまちになりそうです。余剰資金がこういう時にあれば、「バーゲンセール状態」ですから、底値買いできますが、それにしてもまずはちょっと市場が落ち着くのを待つ必要があります。

 

www.nikkei.com