時事マラソン

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グレースノートの金メダル予想をあらためて見てみる

先日も取り上げた、米調査会社グレースノートのパリ五輪・各国メダル予想。

細かく見れば、選手の名前と種目、メダルの色まで合致しているわけではないですが、メダルの総数がほぼ当たっているのはすごいです。2022年の北京五輪は金3銀7銅9予想に対し、実際は銀が1つ少なかっただけ。2021年の東京五輪は金26総数60予想に対し、金27総数58と紙一重の差。

各国の競技力を正確に評価できているからだと記事にはあります。確かに、通常のメディアの事前予想と比べると、圧倒的な精度です。

今回のパリ五輪の日本の予想は、金12銀13銅21の計46個。前回は触れませんでしたが、じゃあ日本の金メダル予想はどの競技の誰なのかが気になりますよね。12個の内訳は以下になります。

陸上 女子やり投げ 北口榛花
フェンシング 女子サーブル 江村美咲
フェンシング 男子フルーレ団体
体操 男子鉄棒 橋本大輝
体操 男子個人総合 橋本大輝
体操 男子団体総合 橋本大輝
柔道 男子66キロ 阿部一二三
柔道 混合団体
スケートボード 女子パーク 開心那
レスリング 女子50キロ 須崎優衣
レスリング 女子53キロ 藤波朱理
レスリング 女子57キロ 櫻井つぐみ

以上になります。

いろいろ思うところはあります。

まず、男子体操の橋本選手。確かに強いし、特に個人総合は連覇を達成してほしいですが、中国が不気味な団体はどうか。やり投げの北口選手はちょっと調子を落としているみたいですが、本番には間に合うのか。フェンシングとスケートボードは日本のお家芸になりつつあります。卓球も金はきついか…。

あと、やはり柔道が2個はいくら何でも少なすぎる!阿部詩選手や角田夏実選手など女子にも実力者は複数います。金メダル総数12個内で調整するのではなく、ここは上積みを期待したい。レスリング男子や競泳がないのも気になります。

最後に、団体競技の躍進に期待したいです。特に、男女バレーボール、男女サッカー、女子バスケなど、運動会でもなんでもそうですが、団体競技はやっぱり見ていて盛り上がります。

しかし、今回はどれくらい的中するのか、別の楽しみもできました。

 

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