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TIS岡本社長「人事制度刷新、主体的に動く人材評価」

システム構築のTISが人事制度を刷新します。管理職に「ジョブ型雇用」の考え方を取り入れ、制度の刷新と同時に基本給を平均で6%アップするとのことです。

この記事を読んで感じたことを2点。まずは「ジョブ型雇用」ですが、まずは管理職にとのようですが、IT/システム構築の企業の管理職のジョブをしっかり括れるんだろうかと。何となくですが、非管理職の方がひとつずつのジョブを括りやすそうな気がしました。管理職にしっかりジョブ型を当てはめた後は、非管理職の方にも波及していくのでしょうか。

もうひとつは「フロントライン強化」です。フロントラインとは顧客を含めたあらゆるステークホルダーとの接点のことで、例えば顧客との関係性を密にして、主体的に行動する人材を評価する人事制度に変えると。とてもいいと思います。顧客にITソリューションを提案するには、顧客との接点のところが最重要だと。おそらくフロントラインは、管理職ではないと思うので、管理職の給与レベルは抑えて、非管理職が受け持ちそうなフロントラインの給与を上げていってもモチベーションアップにつながるのではと思いました。

 

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