日英両政府は、外務・経済閣僚による経済版「2プラス2」を新設する方針です。石破首相とスターマー英首相はリオデジャネイロでのG20首脳会議を機会に合意を目指します。
日本が経済版2プラス2を設けるのは2022年に立ち上げた米国に次いで2か国目になります。共通の課題は「トランプ関税」。トランプ次期大統領は大統領選で、中国からの輸入品に60%、日英などほかの国々からの輸入品には10~20%の関税を課す方針を示しています。日本は23年の輸出の20%、英国は15%を米国向けが占め、関税引き上げを避けるための米国との貿易交渉などについても話し合う見通しとのこと。
英国は2020年にEUを離脱。EUを離脱した英国1国では米国との交渉力が弱く、日本との連携にメリットがあります。英国は2023年7月にTPPに加盟しましたが、日本も後押しに貢献しました。日本と英国は、自由や民主主義といった共通の価値観を持ちます。日本にとって英国は、米国に次ぐ「準同盟」国の位置づけで、経済から安全保障まで協力のすそ野を広げてきました。日英同盟など、歴史的なつながりもあります。労働党のスターマー首相と、自民党の中では左派の石破首相は、波長も合いそうな気がします。トランプさんとよりはよっぽど(笑)。ぜひ仲良くなって、ブラジルから戻ってきてもらいたいと思います。