セパックボラの日記

時事、サッカー、旅、インドネシア。見たこと、考えたことを記録しています。

時事マラソン #1716 カナダ「反トランプ」辞さず カーニー首相 今日来日

カナダのカーニー首相が今日来日します。カナダはトルドー氏が退任し、かつては非英国人ながらイングランド銀行(英中央銀行)総裁を務めたカーニー氏が2025年3月に首相に就きました。2019年には基軸通貨ドルの世界を終わらせる「合成覇権通貨」なるものを提唱するなど、国際システムの大胆な改革者の顔を持ちます。

首相就任後も、隣国の米国からは散々嫌がらせを受けています。「大国は関税や金融で力を行使し始めた。カナダは戦略を抜本転換する」と、1月のダボス会議で発表。日欧が口ごもる中、国際ルールから逸脱し続ける米トランプ政権に苦言を呈しました。

カーニー氏の示す戦略は「中堅国の結束」。戦後の国際秩序は壊れつつあり、「もはやルールは我々を守ってくれない」と指摘。大国が世界を動かす覇権を握る一方で、中堅国であっても互いに信頼して使命感を持って行動すれば世界に影響を与えることができるといいます。

この考え方というか、「中堅国」という枠組みに日本はぴったりのように見えます。昨日、カーニー氏はオーストラリア議会で訴え、その足で来日します。

カナダとは、サイバー防御の分野で情報共有する模様で、急激に近しい関係になりつつあります。「中堅国の結束」に対し、高市首相はどう反応するか、注目してみています。

 

www.nikkei.com