昨日も書きましたが、高市首相の政策について、楽しみなものがほとんどないのですが、後ろ向きなことばかり書くのではなく、私が思う高市首相のいいところも挙げてみたいと思います。
一番は、「世襲ではない」ことです。世襲議員は、国会議員の親や祖父母から、地盤(後援会)・看板(知名度)・鞄(資金)を受け継ぎますが、高市さんは一般家庭の出身。ゼロからの出発で、後ろ盾も派閥もない中で、自らの力で後援者を増やし、ガラスの天井を破りました。選択的夫婦別姓に反対など、考え方は男性政治家とほぼほぼ変わりませんが、「オス社会」の政界でのし上がるためには、ある程度致し方ない部分もあります。
もうひとつが、今回の「推し活」選挙です。本来、国政選挙は国会議員と政党を選ぶ選挙なのに、おそらく憲政史上初めて、「首相を選ぶ」選挙に高市さんは変えてしまいました。「サナ推し」は政策すらもかき消し、逆境に笑顔で立ち向かうヒロインに多くの支持が集まりました。これまで影響力のあった、創価学会票や「文春砲」をも吹き飛ばすすさまじい力でした。この傾向が続くとなれば、政界内で実力はあったとしても、見た目の冴えない、じいさんやおじさん議員が首相になるのはかなり難しくなりました。日本の首相は国会議員が選ぶわけですからなれないことはありませんが、その人で選挙を勝てますか?と考えた時に今までのようには選ばれにくい。
首相の資質が今回の選挙で変わったかもと思いました。