オープンAIのアルトマンCEOは怒ったでしょうが、笑わせてもらいました。
先日の米国のアメリカンフットボールの祭典・スーパーボールに、米アントロピック社が暗に競合の米オープンAI社を揶揄するようなCMを流しました。
CM動画は4パターンあり、「Ads are coming to AI. But not to Claude.」(AIに広告がやって来る。だが、Claudeには来ない)というタイトルが付いています。自社の対話型AI「Claude」を訴求する内容で、広告を組み込んだAIチャット体験への違和感を風刺的に描いています。
たとえば、「どうすればシックスパックになれるの?」と若者が、筋肉隆々で笑顔がステキすぎる男性がAIの回答を思われるような説明を順番にしたあげく、急に背が伸びるインソール商品の紹介をしだし、「Ads are coming to AI. But not to Claude.」と表示され、30秒CMは終わります。
アルトマンCEOはこのCMについて、「面白くて笑った」としつつも、「明らかに不誠実な印象操作だ」と批判しました。アントロピックはClaudeを今後も広告なしで提供する方針を改めて表明した一方、オープンAIのChatGPTの低価格プランには広告を表示する計画です。
生成AIのシェアとしてはオープンAIがアントロピックをリードしており、「王者の風格」を漂わせようとはしていますが、こういうCMが流してOKな米国にはまだまだ余裕があるなと思いました。