セパックボラの日記

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時事マラソン #1648 大相撲「最速」の大関・安青錦誕生 心技体兼備、「一番上を目指す」

日本相撲協会は昨日26日に、関脇安青錦の大関昇進を決めました。年6場所制になった1958年以降初土俵の力士(付け出しを除く)では最速となる所要14場所での異例のスピード出世となりました。1年6場所ですから、初土俵からわずか2年ちょっとで大関まで上り詰めました。

所要14場所の記録をあらためて見てみると、これはすごいです。負け越しがないだけでもすごいですが、そんなレベルじゃない。2023年9月場所(前相撲)を経て、序二段を7戦全勝×2場所で通過、3段目と幕下を6勝1敗×4場所で通過、十両は10勝と12勝の2場所で通過。そして幕内に入っても勢いは止まらず、前頭3場所をすべて11勝で三役に。小結で11勝、そして今場所が12勝で優勝。決定戦も勝ったので13勝と言いたいくらいです。関取になってからの7場所すべてが10勝以上なんて聞いたことがありません。

本人の努力はもちろんですが、出会った人とタイミングもちょっと運命的です。母国のウクライナが戦禍に巻き込まれ、兵役につかないといけなくなる18歳の誕生日の直前に、日本行きを決断。大阪で開催された世界大会で、たまたま知り合った関西大相撲部主将の山中さんを頼り来日。自宅に住まわせた山中さんと、練習場所を提供した関西大相撲部、なかなかできることではありません。

そして、部屋を興したばかりで、外国人力士を受け入れるつもりではなかった安治川親方が「一生懸命ないい目をしている」と入門を認めました。これも大きかった。

安治川親方は元関脇安美錦。現役時代は多彩な技を繰り出す、技巧派力士としてならし、ケガとも戦いながら41歳まで現役を続けました。ちなみに、平成の大横綱貴乃花の現役最後の相手が安美錦でした。

貴乃花や武蔵丸から朝青龍や白鵬まで、その時代を彩った多くの力士と対戦経験があり、横綱日馬富士や照ノ富士とは同部屋の兄弟子として切磋琢磨しました。これほどの経験を持った親方はいません。背格好も安青錦と似ていて、素人目から見ても、師匠として安治川親方はぴったりだなと思います。

2026年初場所は新大関として迎えます。1月の初場所を連覇で飾り、3月の大阪場所が綱取りの場所になっても全く不思議ではありません。

 

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