
イタリア・セリエA第22節、ACミランとパルマの一戦は、ミランが3-2でパルマを鮮やかな逆転勝ちで下しました。
パルマ所属の鈴木彩艶にとっては、ほろ苦いゲームとなりました。
前半24分に、トップ下のカンチェリエーリがスーパーなミドルを左足で叩き込み、パルマが先制しました。ミランの左SBのテオ・エルナンデスがピッチに足を滑らせ、すぐ起き上がって応対はしたんですが、寄せが甘く、シュートを打たれてしまいました。
昨年8月の第2節のミラン戦で決勝ゴールを決めたカンチェリエーリの先制弾で、勢いづいたパルマですが、前半37分、ザイオンが相手を後ろから押してしまい、しっかりビデオ判定でPK献上。プリシックにガツンと決められ、試合は振出しに戻ります。
同点には追いついたものの、ミランは中盤でのボールロストが多く、アウェーのパルマに押し込まれるシーンが目立ちます。ミランは、リーグでは低迷していますが、よくこれでCLで7戦5勝もしているな、逆にパルマはなぜ下位に沈んでいるんだろう…という内容でした。
後半35分に、DFのデルプラートが難しい体勢から、倒れこみながら左足で押し込み、パルマが勝ち越し。パルマが対ミラン戦、2つともとるか?と思いましたが、ATにドラマは待っていました。
レオンとテオは前半で、モラタとフォファナも後半12分で交代させ、後半32分にはヨビッチも入れ、2トップにし、前がかりのミラン。これに、パルマは耐えきれませんでした。何とかラインを前に保とうとはしていましたが、どうしてもずるずる下がってしまい、中盤の寄せも甘くなり、後半47分に中盤から飛び出したラインデルスにスルーパスが通り、ザイオンのニアを決められ同点に。
そして、ATも残り少しのところで、チュクエゼにヘッドを決められ、ミランが逆転。タイムアップとなりました。
ザイオンは、相変わらず足元は問題なく、キックはミサイルみたいに正確に遠く飛ばし、チャンスを演出していました。しかし、プレミアは「それ止めんの?」みたいな化け物GKがあちこちにいます。シュートストップの面で、もっともっと経験を積んでほしいなと思います。