ユーロ2024第3節、グループBのアルバニアvsスペインの一戦は、スペインが1-0で勝利しました。
すでに1位通過が決まっているスペインと、勝利が必要なアルバニア。この条件と、両チームのタレントの差を考えると、1-0は妥当というか、アルバニアはよく頑張ったと思います。
初戦のイタリア戦は先制するも1-2の逆転負け、第2戦はクロアチア相手にATに追いつく殊勲のドロー。ただ、これまでの2チームより格上のスペイン相手に、先制されてしまうと、2点をとるのは相当きつくなります。
スペインはGKのラヤからCFのホセルまで、ガラッとメンバー変更。前節先発したのはCBのラポルトくらいでした。ミケル・メリーノやスビメンディ、オヤルサバルのソシエダ勢に、アーセナルのラヤと、タケやトミーの同僚が先発し、こちらはこちらで馴染み深いメンバーになりました。
メンバーが変わってスペインはスペイン。相も変わらず、中距離パスの精度がバツグン。先制のシーンも、ラポルト→ダニオルモと繋いで、DFラインの裏のイヤーなところにスルーパス。それをフェラン・トーレスが落ち着いて左足で巻くようなシュートで先制。この日のスペインはこの1点で十分でした。
アルバニアは、ある程度押し込まれてから押し返す時に、CFのマナイのキープにかかっていたのですが、これがなかなかうまくいかない。スペインの両CBがうまかったのと、ファールをとってもらえない苛立ちもあり、スペイン陣地に押し返す場面がなかなかありませんでした。
これで、アルバニアはグループ4位で敗退。逆にスペインは3戦3勝、無失点と盤石。決勝トーナメントが楽しみです。