サッカーJリーグ、J1の清水エスパルス。昨シーズンJ2優勝を果たし、J1復帰の今シーズンは現状6位と昇格チームとしては健闘しています。熱血・情熱を絵にかいたような秋葉監督が率いて3年目のシーズン。名門復活に向け着々と歩みを進めている印象です。
そのエスパルスのGMである反町康治氏。五輪代表監督やフル代表のコーチなども務めました。エスパルスは「育成型」をうたっていますが、現状はまだまだとコラムにはあります。
たとえば、4/29のFC東京戦。FC東京には15歳の選手が先発。さらに、ホームグロウン選手(12~21歳の間に3シーズン登録していた選手)の数が、FC東京は控えを含めて半数いるのに対し、エスパルスはひとりだけ。ホームグロウン選手の登録数自体も、エスパルスは中位の7人と、これで「育成型」はない、ということでしょう。
目標は、スペイン1部のアスレチック・ビルバオ。選手を「バスク人」に限るのが大方針で有名なチームで、過去に2部に落ちたこともなく、昨シーズンは日本の天皇杯に当たるカップ戦のタイトルも獲りました。
エスパルスも、1993年5/16のJリーグ開幕戦、ベンチ入りも含めた日本人選手13人のうち、何と12人が静岡県出身選手でした。バスク地方と静岡県の人口はさほどかわりません。日本でビルバオのようなチームをつくるのに時間はかかりますが、時計の針を少しずつ戻すことはできると、反町氏は言います。
「サッカー王国・静岡」の復権が、やがては清水エスパルスにプラスの効果をもたらします。