
北中米W杯準決勝、フランスとスペインの一戦はスペインが2-0で完勝、決勝進出が決まりました。
フランスの「個」とスペインの「ティキタカ」の対決。直近2試合はスペインがいずれも勝利していますが、今回は充実のフランスが上回るかなと思っていましたが、全くいいところを出させてもらえませんでした。
エムバペやデンベレの速攻は素早い寄せで封じ込め、フランスの強烈なプレスはスペインが難なくはがし、フランスは追いかけるばかり。ガツガツ体を当てられるとか、スピードでぐいぐいくるというわけではなく、パスワークで走らされ、気持ちや体力が徐々に、かつ確実に削られていきました。
フランスにとっては1失点のPKは若干アンラッキーなところもありました。
自陣のPA内で浮き球をクリアしようと思ったディニュが、ボールではなく、突っ込んできたヤマルを蹴っ飛ばしてしまいPK献上。解説者は、相手を視界に入れておく、あるいは予想しておく必要があったと言っていましたが、あの緊迫した局面でその判断はなかなか厳しいなと感じました。
PKは、オヤルサバルが落ち着いて左足で決め、スペインが先制。
後半13分の2点目こそがスペインの真骨頂でした。右SBのペドロ・ポロが少しカットイン、少し持ち出して、CFのオヤルサバルにパスと思いきや、その背後にいたダニ・オルモに縦パス。オヤルサバルの作ったスペースにポロが走り込み、オルモがやさしい落とし。ポロが難なく決めました。結果的にはポロとオルモのワンツーなんですが、その一言では片づけれないプレーでした。さっきリプレーを見直したら、オルモの落としの時点で、オヤルサバルは手を挙げてガッツポーズしてました(笑)。
「2点リードは危険な点差」とは言いますが、この日のスペインにはいくら相手がフランスでも2点のリードで十分でした。
しかし、ここまで順調にきたフランスはショックだったと思います。
2大会ぶりのW杯制覇ならず。デシャン監督もこれで勇退。この敗戦は少し堪えるかもしれません。