高市内閣の支持率ですが、3月の調査より3ポイント下がったとはいえ69%と、高い支持率をキープしています。私にもし「支持しますか?」と聞かれたら、支持はしますが、この「もやもや」も注釈につけたいなと思います。
もやもやの原因は、まさにこの記事にもある「トランプ米大統領にノーと言えない日本」です。
高市首相は3月の日米首脳会談で「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」と持ち上げました。ベネズエラのマドゥロ大統領を拘束し、今現在はイスラエルと共にイランを攻撃しているアメリカとトランプ大統領に対してです。
機先を制してトランプ氏からの無理な要求を封じた成果も確かにあります。5月の米中首脳会談が心配ではありますが、トランプ氏の機嫌を損なわず、対中姿勢で足並みをそろえる下地ができたのなら日本にとってはプラスです。「戦争をやめろ」とトランプ氏を怒らせて、日本にとって得るものはありません。ただ、国益を優先するなら、戦争をやめろというのを我慢しなければならない。これがもやもやの原因です。
そこで、この記事の面白いのは「徳川家康」を例に出しているところです。ちょうど今、NHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」をやっていて、タイムリー過ぎます。
織田信長と同盟を結んだ家康。家康にとって、東の武田や今川などの脅威に備えるために西の信長との同盟は合理性がありました。しかし、同盟と言えど力関係は信長が上で、遠い三河や姉川に出兵させられ、敵国への内通を疑われた妻子の命も奪わざるを得ませんでした。大河ドラマでも、松下洸平さん扮する家康が「少しは分かってもらいたいものよのう」とぼやくシーンがついこの前ありました。
信長=トランプ・米国、家康=高市・日本、確かに関係性は似ています。完全に自分のもやもやが収まったわけではありませんが、少し和らぎました。