なんか最近、あっちこっちでアリーナができているなと思っていましたが、今後5年で30か所の施設が開業予定で、合計収容人数が20万人とは予想以上でした。
地域活性化が期待される一方、施設の乱立でイベントの奪い合いは過熱しかねない。収益計画が成り立たなければ、運営でも公費負担が増大する懸念が深まると、記事にはあります。
密集地のひとつが愛知県で、7月の大相撲名古屋場所や昨晩の井上尚弥のボクシング世界戦が行われたIGアリーナが話題ですが、28年以降には同じ名古屋市内に1万人規模、安城市と豊橋市にも5000人規模の施設が完成する予定と紹介されています。
アリーナ建設の「お目当て」はバスケットボール・Bリーグ。来年2026年開幕の新リーグで5000人規模のアリーナ確保をチームに義務付けたことが発端で、各自治体は隣の県に負けじとアリーナ建設計画を立ち上げ、Bクラブ親会社による設置も進みました。
しかし、Bリーグの主催試合は年30試合ほど。多くのアリーナはそれだけではやっていけないので、コンサート開催に期待がかかりますが、5000人規模はもっとも使いにくいサイズで、機材の輸送費高騰で大阪より西・仙台より北は今後ツアー自体が減ると言われており、すでに暗雲が立ち込めています。
アリーナもまた、自治体の「負の遺産」となってしまうのでしょうか。