自民党と日本維新の会は連立合意で、衆院定数の1割減を目標に今国会中に議員立法で法案の成立を目指すとしました。1割削減を維新は連立の絶対条件にしています。自民・維新両党は与党内で法案をまとめた上で野党と協議するとのこと。
世論はもちろん削減を支持しています。国際的に見て日本は人口比で議員数がそれほど多くないとしても、「そんなにいらん」と思っている人は私だけではないと思います。
一方、野党の方は一部の政党を除いては、定数削減自体には理解を示しています。1人区に適した選挙戦術をとる維新に利する、「比例代表だけを削減」する案には反対も多いようです。
そこで野党から出てきたのが、「定数削減と選挙制度改革をセットで議論する」という案です。18日の与野党協議会で出てきたものです。今の小選挙区比例代表並立制が実施されて来年で30年になります。この社説にもある通り、批判の強い重複立候補(小選挙区で落選しても比例で復活当選する)などは、ほんと見直してほしい。
2大政党制を目指して小選挙区にしましたが、多党化時代になってしまいました。であれば、以前の中選挙区に戻すか、比例代表制はどうするか、ほかに選択肢はないかなど、検討してほしい。
選挙制度改革まで議論するとなると、維新が主張する今国会での決着は難しいが、もともと野党の協力がなければ法案成立は見込めないのですから、維新もここはぐっとこらえて、議論を煮詰めてほしいと思います。