時事マラソン

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トットナム2-1ブライトン 2023_04_08 #25

イングランド・プレミアリーグ第30節。トットナムのホームに乗り込んだブライトンですが、2-1で敗れました。

この試合は、ホームの大声援に支えられたトットナムの完勝でした。試合直前の監督同士の挨拶から、ブライトンのデゼルビ監督がトットナムの相手ベンチに何やら対抗心を煽るような物言いをしているのが映り、最初からゲームに集中できていないような印象がありました。

案の定、前半10分にソン・フンミンにスーパーゴールを叩き込まれ先制を許す苦しい展開。ソン・フンミンはこれでプレミアリーグ通算100ゴールというメモリアルなゴール。世界最高峰のプレミアで100ゴールは素晴らしいとしか言いようがなく、史上最高のアジア出身選手であることに疑いはありません。

ブライトンは、これまでのビルドアップがなかなか機能せず、4日前のボーンマス戦の疲れが残っているのかも...。こういう時はセットプレーくらいだなと思っていたら、DFのダンク主将が右CKからフリーでヘッドを豪快に叩き込み、同点に。

ブライトンのハイライトはこのゴールくらいで、あとはトットナムの攻勢に押される場面が多かったです。ただ、その中でもチャンスはいくつか作りましたが、前半三笘の鋭い飛び出しからゴールネットを揺するも、VARでハンド(肩で微妙だったが...)で取り消しに。後半もウェルベックがゴールを決めたと思ったら、マカリステルのリフレクションがハンドととられ、これまた取り消しに。

デゼルビ監督とステッリーニ監督は揃って退席処分に。そして後半34分に大御所ハリー・ケインが勝ち越しゴールを叩き込み、ブライトン万事休す...。

 

これでトットナムとの勝ち点差4が7に広がり、ブライトンは7位に順位を下げました。それでも2試合消化試合が少ないブライトンとの勝ち点差は、6位のアストン・ヴィラと1ですから、まだまだ6位以内のチャンスは十分あります。

ただ、次節がチェルシー、その次がシティ、さらにはユナイテッドとのFA杯準決勝も控えており、骨のある相手との戦いが続く、まさにここからが正念場のブライトンです。