時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

救済法案、会期内成立へ 立民・維新が賛成方針

統一教会問題を巡る被害者救済法案は10日までの国会会期中に成立する見込みになりました。宗教団体などの法人が寄付を勧誘する際に「個人の自由な意思を抑圧しない」といった3つの「配慮義務」規定を自民党は定めましたが、立民は配慮義務の規定を順守させるため「十分」に配慮と表現を強めるように追加の修正を求め、自民党側もこれを受け入れ、立民も賛成する方針方向です。


与野党協議は、何か久しぶりなような気がします。私たちが見えていないところで、もちろんこういう協議はやっているのでしょうが、国民としてはお互いが歩み寄らないために、全く進まない、あるいは片方が暴走する、ということはあまり見たくない光景です。立民など野党としては、与党の賛成ばかりしていると確かに存在価値はあるの?となってしまいますが、野党の議員が「野党は与党と対立することに価値がある」と思っているとしたら、それは国民の役にはあまり立たない考え方だと思います。


今回のように、お互いが歩み寄って、妥協点を見出すようなシーンをもっといたいと思います。今回の与野党前向きなやりとりを見ていて、野田元首相の追悼演説が多少影響したのではないかとも思ったりもしました。

 

www.nikkei.com