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ペロシ米下院議長と台湾有事 日本、乏しい自衛の意識

中国人民解放軍が台湾周辺の6カ所の空・海域で実施する軍事演習が4日始まりました。

 

期間は7日まで4日間。演習エリアは沖縄県与那国島波照間島からわずか60キロメートルの距離に設定され、中国軍が発射した弾道ミサイルは日本の排他的経済水域EEZ)に落下したとのことです。


ペロシ米下院議長の台湾訪問と蔡英文総統との会談は台湾有事が日本有事であることを改めて認識させました。


岸田首相は5日の今日、ペロシ氏と面会する予定です。ここでどんな内容の話をするのか? さらにはそれをどう中国に向けてオープンにするか? 台湾訪問の話題を避けるのは不自然だが、どう触れるかは簡単ではないと記事にはあります。確かにその通りです。中国を刺激し過ぎることも得策ではありません。しかし、逃げの姿勢や弱腰な態度は見せたくない。日本のEEZにミサイルを撃ち込まれたわけですから少なくとも抗議はするでしょう。それをどの程度のトーンで言うのか。


ペロシさんが日本の前に韓国を訪問しましたが、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は何とペロシ氏と面会せず、電話での会話にとどめたとのことです。アメリカ大統領継承順位2位の要人が訪韓したのに直接会わないとは驚きました。大統領府の広報首席秘書官は4日の記者会見で「休暇の日程が重なり面会が難しいと米国側に説明し、理解を得た」と説明しました。尹氏は休暇中だがソウルにとどまって、3日には夫人と演劇を見にソウル市内の劇場に足を運んだと。韓国政界では中国の反発を意識し、ペロシ氏との会談を避けたとの見方が広がっています。いい悪いは別にして、これが韓国のスタンスなんだと思います。中国を無駄に刺激しない。これはこれで理解はできます。


日本の置かれている立場は、韓国とは全く違います。岸田政権は難しい舵取りを迫られます。

 

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